高齢者介護をしてく上で避けては通れないのが【認知症】です。
「甘く見てるとケガするぜッ!!」
あ、↑の言葉は半分冗談ですが、半分冗談ではありません。
認知症の高齢者の方って、グループホームはもちろん100%、その他の施設でも・・・どれくらいだろ?(・・;)←ォィ
・・・ほぼほぼ存在していると思ってください!!←ザックリカヨ
前置きしておきます。
【認知症】は【疾患】です。数ある病気の中の1つだという事を覚えておいてください。
では、知ってるようで知らない認知症についてお話していきます♪
もくじ
認知症とは?痴呆症やボケと違うの?
認知症について、あなたはどれだけ知っていますか?
私は・・・研修・講習で勉強もしたけど、学術的な事などはけっこう忘れてますね!!笑
それでも自分が経験してきた事は忘れていません(`・ω・´)タブン!!
認知症と改名される前は【痴呆症】
痴呆症という言い方から認知症になった理由を知ってますか?
A. 痴呆症という言葉に差別的なニュアンスがあるからです。
高齢者介護の介護士として仕事をしていくのならば、覚えておいてくださいね♪
※1「認知が進んでさ~・・・云々」「認知なのに~・・・云々」言ってる人、ワタシチョトソノニホンゴ、ワカラナイネ!”認知”の意味シラベタホウガ、イイアルヨ!!
※2↑の※1はとんち的発想が出来れば解ります!
ただ少しふざけ過ぎた感あるので、また別の機会に内容をしっかり記事にしますm(_ _)m
本題の認知症とは?
人って”脳”の働きによって、心も身体も元気に動かせてますよね。
ですが、認知症の方はその”脳の働き”に何らかの障害が起きて、生活にまで支障をきたしてしまうんです(´・ω・`)
ザックリ言うとこんな感じなんですが、1つ言えることは誰一人として、好きで認知症になってしまったわけじゃないってこと。
認知症になってしまっても、尊厳を守るべき存在だという事です。
認知症の種類は主に3つの型に分類される
今回は大きく分けて3つの認知症の種類を説明しますね(`・ω・´)ゞ
アルツハイマー型
1番聞き慣れているんじゃないでしょうか?
- アミロイドβというタンパク質が脳に蓄積し、脳の萎縮が進行する。
症状が”緩やかに進行していく”という話もありますが・・・たったの1年でレベルが落ち、かなり変わってしまった利用者さんを私は目の当たりにしましたね(^_^;)
医学的に言えば、”1年”は緩やかに進行している、と言えるのかもしれませんが、介護士として関わっていると”たったの1年”で、という感覚になります。
施設に預けている家族からしたら、「何でこんなに変わってしまったの?!!」っていうくらい、激変してしまうこともあります!
※この家族の反応に、今は深く突っ込んではいけません(#^ω^)
レビー小体型
研修・講習で勉強してるのによくわからない【レビー小体型】です。
だって、その時間たぶんすんごい眠いんだ(=_=)←ダメナヤツ
- レビー小体というタンパク質が脳に蓄積し、脳の萎縮が進行する。
講師陣の有り難い研修・講習で覚えている事は・・・”1番やっかいかもしれない”という言葉な気がします。
それがあるからか、利用者さん情報を貰った時に、『レビー小体型かぁ・・・めんどくさいなぁ・・・』とか、思っちゃってますが!←コラ
実際問題、【レビー小体型認知症】としての認知はどっかに飛んでいきます☆笑
脳血管性
えー・・・ちょっと、改めて言葉にすると・・・パッと出てきません!←アホw
ちょっと上記2つとは違うパターンです。
- 脳の疾患により神経細胞が死んでしまい、認知症を発症する
女性よりも男性がなることが多いです・・・なんでだろ?(。・_・。)←シラベロヨ!!
俗に言う【まだらボケ】=【まだら認知症】がよく見られます。
思い返せば、『うんうん、いたいた』典型的な利用者さん!となりました。
認知症の原因は型によって違う
それぞれの認知症の原因を少し細かく説明しますね(o・ω・o)
アルツハイマー型
- タンパク質が脳に蓄積する
- 神経細胞が壊れ、脳が萎縮していく
- 糖尿病や高血圧などの生活習慣病も関係する
- タンパク質が増える原因は不明
アルツハイマー型認知症の原因はザックリとこんな感じです(`・ω・´)ゞ
遺伝があまり関係しない事が多いですね。
レビー小体型
- 70代以降に見られる事が多い
- タンパク質が脳に蓄積し、萎縮していく
- 蓄積箇所によっては、パーキンソン病を発症
- タンパク質が増える原因は不明
レビー小体型認知症の原因はザックリとこんな感じです(`・ω・´)ゞ
認知症発症前に脳に異変が起きている事が多いようです。
脳血管性
- 60代以上に多く見られる
- 脳梗塞や脳出血etc.での脳損傷・血管障害
- ↑の理由により神経細胞が死んでしまい起こる
脳血管性の認知症の原因はザックリこんな感じです(`・ω・´)ゞ
上記2つとは違って病気が原因なので、脳梗塞や脳出血などの治療がキーポイントになるかと思います(;・∀・)
認知症の症状をザックリ解説
利「職員(凌)さん、夕飯は何時からだっけ?」
私「夕飯は18時ですよー^^」
~ 時は流れ、夕食後 ~
利「夕飯、何時からだっけ??え?もう食べた??!(゚д゚)」
簡単な具体例出してみました。
わかりやすく表現するとこんな感じっていう程度の認識で留めてくださいね(^_^;)
例では「え?もう食べた??!」とびっくりしたところで終わらせてしまいましたが、その後の会話は利用者さんによって大きくわかれる所だと思います。
「食べてない!」と激怒する人もいれば、「そうなの・・・朝までお預けね・・・」と寂しそうに言う人もいるし、「あぁ!そうだった!!忘れてたよ 笑」と話を合わせてくる人もいますからね!!
認知症の症状の出方は”十人十色”という事を覚えておいてください。
あと、どんな症状かと知った所で知識にしかなりません。
認知症の方には、その人その人に合ったケアをしなければ何もさせてもらえないですね。
最後に
冒頭でも言いましたが、安易なケアしたり・・・バカにしてると・・・
「甘く見てると怪我するぜッ!!!!」
って事が起こります!大事なことなので、2回言いました。・ω・